幸せな結婚生活が続くと信じていても、パートナーとすれ違いから離婚を考える人は少なくないでしょう。
厚生労働省の2022年の人口動態調査では、離婚に関するデータは以下のとおりでした。
- 離婚件数は19万3000組
- 離婚が多かった年代は30歳〜34歳
- 結婚後5年〜10年で離婚する割合が最も高く19.9%
昨今はドラマやニュースで浮気・不倫が取り上げられるケースが多く、選択肢のひとつになりやすい状況です。
しかし、浮気・不倫・再婚などは壁が高く、問題があります。
こちらの記事では、浮気・不倫相手と再婚する際のリスクや必要なことを紹介します。
浮気相手のために離婚し再婚する前に、一度落ち着いて考えましょう。
浮気・不倫相手と再婚するのはアリ?
法律上、浮気・不倫相手と再婚するのはアリです。
2024年4月から再婚禁止期間が撤廃され、離婚後すぐに再婚できるようになりました。
配偶者と離婚をしたい場合は、離婚の交渉後に協議離婚をするか、裁判で離婚をするケースが多い傾向です。
現在は約8割の夫婦が協議離婚を選択していいます。
注意すべきは、あなたが既婚者で不倫相手と再婚している場合、有責配偶者に該当する点です。
有責配偶者とは、不倫・DVなど結婚の関係を壊す原因を作った配偶者を指し、裁判での離婚請求が認められていません。
しかし、小さな子どもがないなどの条件を満たせば、離婚請求が認められるケースもあります。
ただし、浮気・不倫相手との再婚に法的な支障がなくとも、多くの人を巻き込み、将来に影響を与える行動であるのは事実です。
以上のようなさまざまなリスクを考えて冷静に判断しましょう。
参考記事▶︎自分の浮気・嘘で別れてしまった場合の復縁できる確率とは?
浮気・不倫相手と再婚する際のリスク
浮気・不倫相手との再婚は、以下4つのリスクが考えられます。
- 慰謝料が請求される
- 経済的に困窮する
- 社会的信用を失う
- 不倫が繰り返される
それぞれ詳しく確認しましょう。
参考記事▶︎バツイチ・再婚の離婚率は?再婚したらメリットはあるのか
慰謝料が請求される
自分が未婚で相手が既婚であれば、浮気。不倫相手の配偶者から慰謝料請求の可能性があります。
双方が既婚の場合、自分の配偶者や相手の配偶者から慰謝料が請求されるかもしれません。
慰謝料の相場は50万円〜300万円ですが、法律で定められた基準がなく、不倫の期間などで変動します。
浮気・不倫をした有責配偶者は裁判離婚の請求が認められないため、配偶者との協議離婚の条件として、慰謝料を請求されるリスクがあります。
離婚と慰謝料、浮気と不倫は切り離せないため、注意が必要です。
経済的に困窮する
離婚後は生活が貧しくなる可能性が高いでしょう。
慰謝料のほかに、結婚生活で夫婦が築いた財産を分ける財産分与や子どもがいる場合は養育費の支払いも必要です。
財産分与は貯蓄以外も購入した家や車なども当てはまります。
養育費の支払いは、一般的に20歳までで金額は経済状況により異なりますが、4万円〜6万円以下が5割以上を占めています。
慰謝料は家計の大きな負担となり、再婚後も厳しい生活が続くでしょう。
社会的信用を失う
浮気・不倫相手との再婚は、家族や友人、職場からの信用が失われる場合があります。
浮気・不倫は法的に問題がなくとも、モラルが欠けていると思われてしまい、以下のような結果になります。
- 友人とギクシャクした関係になる
- 親から縁を切られる
- 職場での評価が下がる
- 会社の昇進に影響する
社内不倫については、職場に漏れてクビになるケースはほとんどありませんが、不倫の噂が出回り、自ら退職する結果になりかねないため、覚悟が必要です。
不倫が繰り返される
再婚しても、パートナーが浮気・不倫するリスクがあります。
全ての人が浮気や不倫をするわけではないですが、一度浮気を行うと不倫のハードルが下がってしまいます。
浮気・不倫での刺激を求めてしまう方や、浮気・不倫の偏見に抵抗がなくなると繰り返してしまうでしょう。
また、普段は仲良くしているパートナーでも、喧嘩やすれ違いが原因で他の異性に目がいく場合があります。
浮気・不倫の不安を解消するためには、お互いが信用を積み重ねる姿勢が大切です。
浮気・不倫相手と再婚する前に考えたいこと
浮気・不倫相手との再婚を諦められない場合は、以下の2つの問題がクリアできているかを考えてみましょう。
- 家庭を壊してまで叶えたいのか
- 身内からの冷たい目に耐えられるのか
以上を順番に解説します。
家庭を壊してまで叶えたいのか
浮気・不倫相手の再婚は、家庭を壊してまで叶えたいのか、考えましょう。
浮気・不倫をしていると、自分達を中心に物事を考えてしまいますが、子どもや家族の人生があることを理解してください。
浮気・不倫は配偶者や周りの関係を壊し、それぞれの運命を大きく変える決断です。
配偶者との関係がうまくいっていなかったと浮気・不倫をするのは言い訳です。
家庭を壊して浮気・不倫相手と再婚しても、再婚相手がいつ自分から離れていくかわかりません。
今の自分の気持ちだけではなく、離婚後の状況と家族の将来を冷静に想像したうえで考えましょう。
身内からの冷たい目に耐えられるのか
浮気・不倫相手との再婚は身内からの冷たい目に耐えられるのか、考えましょう。
浮気・離婚相手との再婚は、家族や友人などから祝福されづらく、よいイメージを持たれないでしょう。
家族は不倫・離婚を繰り返すのではないかという心配から、再婚に反対する可能性もあります。
自分が育てた子どもが不倫をした事実は受け入れがたく、規律に厳しい家族であれば、縁を切られる場合もあります。
浮気・不倫は共感されにくいため、友人とは疎遠になる場合が多いです。
子どもがいれば、家族や周囲の目は冷ややかになるでしょう。
以上のように、浮気・不倫相手との再婚は、身内からの非難や関係の悪化など、多くの代償があります。
浮気・不倫相手と再婚を考えている場合に必要なこと
浮気・不倫相手と再婚を考えている方は、以下の2点を検討しましょう。
- 冷静な判断をする
- 第三者に相談する
順番に解説します。
冷静な判断をする
浮気・不倫相手と再婚を決める際に必要なのは冷静な判断力です。
一次的な感情や非日常の刺激を、相手からの愛情と勘違いしていませんか。
浮気・不倫相手が今後結婚相手としてよい関係を築けるのか、改めて確認する必要があります。
冷静な判断をするために、以下の方法を試してみるとよいでしょう。
- 浮気・不倫相手と距離を置く
- 新しい趣味や素敵だと感じる有名人を探してみる
- 友人や子どもと過ごす時間を増やす
- 再婚後の現実的な生活を想像する
家族や経済的な問題、周囲の目などのリスクを、長期的な視点で冷静に考えてみましょう。
第三者に相談する
冷静な判断をするために、第三者に相談をしましょう。
相談相手は友達や家族でもよいですが、浮気・不倫はセンティブな内容なので、言いにくいかもしれません。
公平で客観的な判断をする場合は、恋愛のプロに相談しましょう。
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恋愛のプロに相談をすると、自分の気持ちや状況が整理され、ストレスが軽くなります。
将来の選択肢も教えてくれるでしょう。
悩みが不安で心に負担をかける前に、第三者にアドバイスを求めてみましょう。
参考記事▶︎恋愛相談サービス徹底比較!カウンセラーやココナラなど誰に相談するのが正解?
まとめ:浮気・不倫相手と再婚する場合は冷静さが必要!後悔のない判断をしよう!
浮気・離婚相手との再婚について解説しました。
結婚生活は長く、パートナーも人間です。
夫婦は、日常の小さな幸せや悲しみを共有し、問題を乗り越えていく過程で絆が結ばれます。
浮気・離婚相手との再婚は、リスクを理解して、冷静に判断したうえで、将来について考えましょう。
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